日本人の食生活が欧米化に進むにつれ、若年層の脱毛症候群(AGA)が増加してきました。その背景には、高カロリーの食品や脂肪分の多い脂っこい食事が中心となり、栄養のバランスが崩れている事も関係しています。

AGAになってしまう原因としては、食事だけではなくストレスや喫煙も関係しています。タバコには数百種類以上の毒成分が含まれており、人体に様々な影響を与えてしまい、中でもタバコの主要毒成分としてニコチンがありますが、ニコチンには血管を委縮させてしまいます。

ニコチンが肺から吸収され血液に混ざると、血管が細くなってしまうため血液の流れが悪くなり、体温を低下させるという作用が脱毛症候群を加速させる原因となっています。

育毛や発毛するためには毛母細胞に栄養が必要ですが、血行が悪くなると、毛母細胞に栄養を届けていた毛細血管に血液が流れることができなくなってしまいます。

栄養を絶たれた毛母細胞は新しい髪の毛をはやすことができず、元気に生えていた髪の毛も徐々にやせ細り簡単に抜け落ちてしまう弱弱しい毛髪になってしまいます。

さらにニコチンの作用で血行が悪くなると、体の外側から体温が低下します。頭皮の体温も低下してしまうため、毛母細胞の活動が鈍化し、髪の毛を育てる力が少なくなってしまいます。

抜け毛や薄毛で悩みを抱えている場合、身近な食生活や生活習慣の中にAGAを加速させている原因が潜んでいるケースが多く、脱毛症候群の治療や進行を止めたい場合は生活習慣の改善も考えていく必要があります。

脱毛症候群は男性だけの問題ではなく、近年は女性のAGA(FAGA)も増加していて、現在の日本はタバコを吸う習慣の有る女性が増えてきたことも起因しています。

タバコの毒成分は体の機能を低下させるため、自律神経が乱れホルモンバランスが崩れる原因にもつながり、それらの症状も男女問わず脱毛症候群が進行する理由になっています。